備える

近年、ほとんど毎日のようにぶっそうなニュースが世間を騒がせていますね。これを書いている今、テレビには恋人に刺殺された18歳の女子高生のニュースが流れています。
もしこれが自分の身に、あるいは自分の家族、大切な人の身に起こってしまった。そう考えるだけで、震えが来るほど恐ろしいです。あの女子高生もまた、自分自身が狙われる立場になるとは思っていなかったでしょう。あるいは気をつけていたとしても、家の中まで侵入してきて、刃物を振りかざす犯人を前に、どれほどのことができるでしょうか。
本当に、すべての犯罪から身を守ろうと思えば、完全に誰も入り込めないようなシェルターのような建物に避難し続けるか、あるいは疑わしいものを徹底的に排除するか、そういった極端な考え方しか浮かんできません。

しかし、それは現実的ではありません。私たちはこの社会に生きています。そしてこの社会に生きている以上、他人との共同生活を送らざるを得ず、人が増えればそれだけ、犯罪のリスクは高まってしまいます。
あるいは、そうした人災に限らず、天然災害も含めてしまうと、身の危険というのは完全に排除することはできないものなのだと思い知らされます。同時期、ニュースで台風が立て続けに三つ発生し、日本列島を縦断しようとしています。この台風による致命的な被害はまだ出ていませんが、この先、どうなるかはわかりません。地震、火事、大雨。自然災害を防ぐ方法は、今のところありません。

ただ、それでも私たちは、自分の身を守るために、自分自身の手で自分や大切な人を守るために、自衛をしなくてはなりません。犯罪には防犯対策を、そして自然災害には防災対策を講じ、少しでも安全を確保できるよう、行動していかなければならないのです。

防犯対策として、防犯カメラを自宅に設置しましょうと言うと、あなたは大袈裟だと笑うでしょうか? でも、もしかしたら防犯カメラがあれば、犯罪を防ぐことができるかも知れません。防犯カメラ一つで犯罪を抑止することができるとしたら、防犯カメラの用意を真剣に考える必要があるのではないでしょうか?

また、自然災害が起こった際、防災グッズを日頃から用意していれば、救助を待つことが出来たのではないかという例はいくつもあります。防災グッズの用意は、万が一の際、緊急の際に利用できる便利な道具を備えておくということもありますが、何よりも常日頃から自然災害を警戒しておく、という意思の現れでもあります。防災グッズをすぐ身近に置いておけば、突然の地震や火事にも冷静に対処できるようになるかも知れません。

防犯カメラも防災グッズも、あれば必ず安全が保証されるものではありません。しかし、なければ後悔することがあるかも知れません。
万が一に備える。無駄になるかも知れない。でも、きちんと用意しておく。それが大事なことなのです。

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